ベージュのトレンチ7着 その1:エンフォルド(ENFÖLD)なのに、まるで別人の3着

 朝晩の風がひんやりしてくる季節になると、トレンチコートが恋しくなりますよね。そこで久しぶりにクローゼットを開けてみたら…ベージュのトレンチがなんと7着も出てきました 😂

正直に告白すると、トレンチはここ数年ほとんど着ていません。理由はただひとつ、運転するときに面倒だから。車の乗り降りのたびに、裾やらベルトやら、気になることが一つや二つじゃないんです。そんなわけでクローゼットで眠っていた子たちを、今日は一着ずつ出してもう一度着てみました。

(写真はショートパンツのパジャマの上にさっと羽織って撮った鏡越しの写真なので…どうか大目に見てください 🤭)

7着を一度に紹介すると長くなりすぎるので、今日はその中から同じブランド、エンフォルド(ENFÖLD)のトレンチ3着から。エンフォルドは、女性のことをよくわかっているブランドだと思います。甘すぎず、デザインをとても上品に表現していて、ありきたりじゃなく、ウィットもあって、ひとさじの自分らしさを見せてくれるブランド。私が初めてエンフォルドを知ったころ、韓国からは日本の通販で買うしかありませんでした。今日紹介する3着は同じエンフォルドなのに、まるで別々の人が着る服のように雰囲気が違っていて、比べるのが楽しかったです。

エンフォルドってどんなブランド?

エンフォルドは2012年に始まった日本のレディースブランド。デザイナーは植田みずきさんで、ブランド名は英語で「包む、抱く」という意味の enfold から来ているそうです。

その名のとおり、体を締めつけるのではなく、やわらかく包み込む立体的なシルエットが特徴で、大人の女性の体型をより洗練されて見せるデザインを目指しているそうです。2016年にはニューヨークに初の海外店舗もオープンしました。日本ではおなじみのブランドだと思いますが、韓国ではまだ「知る人ぞ知る」ブランドなんです。

1. アイボリーのノーカラートレンチ|オレンジ裏地のサプライズ

Enfold ivory collarless trench coat with orange lining
Enfold ivory collarless trench coat with orange lining
Enfold ivory collarless trench coat with orange lining

1着目は、アイボリーのノーカラートレンチ。前には非対称のストームフラップが片側にすとんと落ちていて、袖口には白いカフスが重ねられています。

そしてこのコートの本当のポイントは内側。前を少し開けると、マスタードがかったオレンジの裏地が見えるんですが、これが前身頃だけでなく後ろ身頃まで全部同じ色なんです。

アイボリーの表地にオレンジの裏地、白いカフス。この色合わせが、まさに日本らしい感性だと感じました。すっきりしているのに、どこか温かみがある感じ。鏡を見たら、なぜかバケットハットにフラットシューズで自転車を押して歩く、日本のおしゃれなマダムが思い浮かびました 😂 悪い意味ではなく、気取らないのに素敵な、あの自然な雰囲気です。

ただ、生地にはちょっとドキドキします。明るい色なので、小さなシミひとつでも一生残りそうな気がして(笑)

でも色味も全体の雰囲気も、絶対に安っぽく見えない何かがあるんです。ひと味違うデザインが欲しいなら、やっぱりエンフォルドが正解だと思います。

2. マグネット留めのベージュトレンチ|すとんと落ちるミニマル

Enfold beige collarless trench coat with magnetic closure
Enfold beige collarless trench coat with magnetic closure
Enfold beige collarless trench coat with magnetic closure

2着目は、ベージュのノーカラートレンチ。大きなストームフラップが前を覆っていて、留め具がボタンではなくマグネット。近づけるとぴたっとくっつくタイプです。

このコートにはウエストベルトがありません。だから肩から下へすとんと落ちるシルエットがそのまま生きています。トレンチといえばウエストを絞ってラインを作るイメージですが、これはそれが一切ないので、ずっとミニマルでシックに見えます。

このコートにも日本らしい雰囲気を感じました。1着目が温かみのある方なら、2着目は都会的で淡々とした方。

なんてことないシルエットなのに、独特の雰囲気があるんです。これは実物を見ないと伝わらないかもしれません :)

3. ハイウエストのフレアトレンチ|素敵だけど車では大変

Enfold high-waisted flared trench coat
Enfold high-waisted flared trench coat
Enfold high-waisted flared trench coat

3着目は、3着の中でいちばんフェミニンなトレンチ。肩のラインが女性らしく作られていて、ウエスト位置がとても高く設定されています。だからウエストがすごく細く見えて、その下はまるでスカートのように広がります。前端もラインに沿ってフリルのように流れていて、とても素敵で女性らしいんです。

服自体は本当に素敵なんですが…でも…車の乗り降りがいちばん大変なコートでもあります 😂 広がる裾が、座るたびに引っかかってシワになるんです。私が何年もトレンチを着なくなった理由を、いちばんよく表している一着かもしれません。

ワンピースのように広がるシルエットなので、パンツよりスカートのほうがずっと似合います。歩いて出かける日に、スカートと合わせて着るのがいちばん素敵な一着です。

ひと目で比較

1 アイボリー2 ベージュ3 ハイウエスト
衿ノーカラーノーカラー女性らしい肩のライン
ポイントオレンジ裏地(後ろまで)、白いカフスマグネット留め、大きなストームフラップ高いウエスト、スカートのように広がる裾
シルエット自然に落ちるベルトなしで、すとんと落ちるウエスト強調、下に広がる
雰囲気温かみのある日本の感性ミニマル、シックフェミニン
メモバケットハットとフラットシューズの雰囲気ウエストを絞らないシックさスカート向き、車では大変

もう一度着てみて感じたこと

同じブランドなのに、こんなに雰囲気が違うなんて。共通点があるとすれば、体を締めつけずに包み込む感じ。ブランド名がなぜ「包む」なのか、着てみてよくわかりました。

ただ現実的に言うと、車での移動が多い方なら、3着目のように裾が広がるデザインは一度よく考えてみることをおすすめします。ベルトのない2着目なら、少なくとも結んだりほどいたりする手間はありません。

久しぶりに出して着てみたら、また着たい気持ちがふつふつと湧いてきました。この秋は、運転しない日を選んで一着ずつ着てみようと思います 🍂

次回は残りの4着、バーバリー、YCH、エリカ カヴァリーニ、ジョニーヘイトジャズのトレンチの話です。空港ファッションや韓国ドラマで話題になったものもあるので、お楽しみに!

気になることがあれば、気軽にコメントしてくださいね 😊

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