エルメスの140ショール、なぜ私は冬より夏によく使うのか

 エルメスのスカーフといえば、私がまず思い浮かべるのはカレ90です。

きれいですよね。本当にきれいです。

でもなぜか、私はカレ90を思ったほど使いこなせませんでした。シルクなので首に巻くとすぐにすべるし、きれいに結ぶと、今度は急にきちんとしすぎた雰囲気になってしまう。ラフな服で出かけたのに、スカーフひとつで私だけ妙にエレガントになってしまう感じ、と言えば伝わるでしょうか 😅

だから、きれいなのに出番が少なかったんです。

ところが、エルメスの140ショールは少し違いました。そして意外だったのは、この大判ショールを冬より夏によく使うようになったことです。

思ったよりずっと使いやすいショール

私が持っているのは、ホワイト系のカシシル(カシミヤ×シルク)の140です。薄手なので、冬用の厚いカシミヤショールのような重さはありません。

だから最初は、ちょっと中途半端かも?と思っていました。冬にはもっと暖かいカシミヤのマフラーやショールがあるし、かといって真夏にカシミヤというのも…。

でも実際に使ってみると、使い道はとてもはっきりしていました。

Hermès 140 silk-cashmere shawl in white with a black bandana and paisley pattern
White from a distance, full of delicate detail up close.


答えは「冷房対策」

韓国の夏は、外は蒸し暑いのに、カフェや百貨店、ホテルに入ると急に寒いですよね。

そんなとき、バッグからこのショールを取り出して、さっと羽織ります。薄手なので暑苦しくないし、何も羽織っていないときのような肌寒さもない。ちょうどその中間なんです。私にとっては、これがとても便利でした。

カレ90より手に取る理由

カレ90は、きれいに見せようとすると、ある程度きちんと形を作らないといけない気がします。結び方を考えないといけないし、シルクなので動くうちに形が崩れることもあります。

一方、140は広げて肩にかければ終わり。

  • カーディガンのように両肩にかけても
  • 首にひと巻きしても
  • ショールのように肩にのせるだけでも

私はこういうものが好きなんです。頑張っておしゃれしなくてもいいもの。

特に私のはホワイト系なので、意外と服を選びません。黒い服にも合うし、ベージュやアイボリーにもなじむし、色のある服の上に羽織っても浮きません。だから朝、服を着たあとに「今日のスカーフどうしよう?」と悩むことがほとんどありません。とりあえず持っていく、それだけです。

140というサイズの、ほどよいゆとり

140と聞くと、最初は大きすぎるのでは?と思いますよね。私もそうでした。

でも使ってみると、大きいからこそ楽なんです。小さなスカーフのように首まわりで形を整え続ける必要がなく、体に自然に沿って落ちてくれます。ショールのように羽織ると、体をふわっと包むような余裕ができるので、思ったよりずっとカジュアルに使えます。

エルメスだからといって、頭からつま先まできちんとした日にしか使えないわけではありませんでした。デニムにTシャツの日でも、冷房で寒ければさっと羽織ればいい。むしろ私は、そういう使い方のほうが気に入っています。

縁取りに、エルメスらしさ

とはいえ、ただのシンプルなショールではありません。柄や縁取りに、エルメスらしい雰囲気がちゃんとあります。

遠くから見るとホワイト系の大判ショールなのに、近くで見ると繊細な柄が見える。だから羽織ったときに、さりげない存在感があります。ロゴが大きく目立つデザインではないところも、気に入っています。

初めて見たときに「わあ、きれい」と思うものもあれば、何度か使ってから「これ、思ったより本当によく使うな」と思うものもありますよね。私にとってこのショールは、後者に近いです。

価格は232万ウォン

232万ウォンという価格なので、私も買う前にかなり迷いました。購入したのは2026年の初め、韓国でです。

でも今振り返ると、価格より大事なのは、どれだけ手に取るかだと思います。高いものなのにクローゼットにしまっておくだけでは、満足度は上がりませんから。

その点、このショールは意外なほどよく使っています。特に夏に。

買ったときは当然冬に活躍すると思っていたのですが、冬にはもっと厚いカシミヤのショールやマフラーがあるので、むしろ出番はあまりありません。反対に、夏は話が別です。外は暑く、室内は寒い。そんな「季節の中のもうひとつの季節」にぴったりなんです。

私はバッグに入れて持ち歩いています

140サイズですが、バッグに入れて持ち歩いています。もちろん、そのままではありません。ほかのもので汚れないように、ジップ袋に入れています。ちょっと現実的な方法ですね 😂

そうしてバッグに入れておいて、カフェや百貨店で寒くなったら取り出す。暑くなったら、またたたんでしまう。薄手なのでかさばらず、シワを気にしすぎずに使えるのも楽です。

いつの間にか、「今日はショールを持っていこうかな?」ではなく「とりあえずバッグに入れておこう」になっていました。

Yes, this is a winter photo. Funny enough, summer is when I actually wear it most.
Yes, this is a winter photo. Funny enough, summer is when I actually wear it most.

エルメスのショールは、冬だけのものじゃなかった

140を買う前は、私もショールは秋冬に使うものだと思っていました。でも実際に使ってみると、少し違いました。

カレ90が「今日はスカーフを素敵にアレンジした」という感じなら、140は「さっと羽織っただけなのに、今日の服がなんだか素敵に見える」に近いんです。私は後者のほうがずっと楽です。

高いものほど特別な日を待ってしまいがちですが、このショールは何でもない普通の日に、少し寒いと感じた瞬間に取り出します。

だから私はしばらく、カレ90より140ショールのほうを手に取りそうです。


皆さんにも、思いがけない使い方をしているお気に入りのアイテムはありますか?コメントで教えてください 💬

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